帝京大 史上初の4連覇!筑波大に対抗戦のリベンジ

[ 2013年1月13日 14:46 ]

4連覇を達成し、胴上げされる帝京大主将の泉

 ラグビーの第49回大学選手権決勝が13日、東京・国立競技場で行われ、帝京大が39―22で筑波大を下し、史上初の4連覇を達成した。筑波大は国立大初の日本一を逃した。

 平均体重で8キロ上回る帝京大は、序盤からFWで圧倒し、前半8分、FWで押し込んでから右に展開し、最後はWTB磯田(2年)が右中間に先制トライ。その後も2トライを加え、前半を22―10とリードして折り返した。

 帝京大は後半も速いパス回しから3トライを追加。同34分過ぎから筑波大に2トライを許したものの、17点差をつけて快勝し、昨年12月の対抗戦で10―24で敗れた雪辱を果たした。

 4度目の頂点に立った帝京大の岩出監督は、今季唯一の黒星を喫した相手を圧倒しての日本一に「悔しさをエネルギーに変えてやってきた。学生の頑張りとみなさんに支えられてやってきたから。感謝の気持ちでいっぱい」と万感。泉主将も「筑波大のおかげでここまでやってこられた」とライバルに感謝していた。

 帝京大、筑波大は2月2日開幕の日本選手権に出場する。

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