昨季総合女王ヘンドリクソン　２日続けて高梨と接戦

Ｗ杯ジャンプ女子個人第８戦で優勝した高梨沙羅。左は２位のサラ・ヘンドリクソン

Ｗ杯ジャンプ女子個人第８戦

（1月13日 ドイツ・ヒンターツァルテン）
　昨季総合女王のヘンドリクソンは１００メートルを越える飛躍をそろえ、優勝した前日に続いて高梨と接戦を演じた。膝を手術した影響で本調子ではなかった開幕直後よりも状態は上向きで「クリスマス前後に米国で練習したことが今週は報われた」と気持ちよさそうだった。

　２歳年下の高梨が力をつけ、ヘンドリクソンが圧倒的だった昨季よりも競争が激しくなっている。「彼女と勝負するために私もいい状態をキープしないといけない」と話した。（共同）