宮原は5位 フリーの自己ベスト更新に笑顔

[ 2012年12月8日 18:57 ]

ジュニア女子フリーで演技する5位の宮原知子

 フィギュアスケートのジュニアグランプリ(GP)ファイナル最終日は8日、ロシアのソチで行われ、女子で初出場の14歳、宮原知子(大阪・関大中)は合計157・74点で5位だった。6日のショートプログラム(SP)で5位と出遅れた宮原は、フリーで自己ベストの108・14点を出したが順位を上げられなかった。13歳のエレーナ・ラディオノワ(ロシア)が179・40点で初優勝した。

 身長143センチの小さな体で軽快にジャンプを決めた。宮原は冒頭で跳んだ高難度の2連続3回転ジャンプが回転不足と判定されたが、終盤の3連続ジャンプなどを成功させてフリーの自己ベストを更新。「自分の一番の演技をしたいと思った。(大きな)ミスなくできてうれしい」と控えめに笑った。

 緊張して不本意な出来に終わったSPの反省を生かした。12月下旬の全日本選手権に向けても「緊張感にきっちり対応できるようにしたい」と抱負を述べた。(共同)

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2012年12月8日のニュース