19歳清水は2位通過 日本勢5人が本戦へ

[ 2012年12月8日 08:32 ]

男子個人 予選を2位で通過した清水礼留飛

 ソチ冬季五輪テスト大会を兼ねたノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプは7日、ソチで個人第4戦(HS106メートル、K点95メートル)の予選を行い、日本勢は19歳の清水礼留飛(雪印メグミルク)が102・5メートルを飛び、129・5点で2位となるなど、個人総合9位で予選免除の竹内択(北野建設)を含めて5人が8日の本戦に進んだ。

 渡瀬雄太(雪印メグミルク)は102メートルで14位、40歳の葛西紀明(土屋ホーム)が16位、作山憲斗(北野建設)は24位で通過したが、小林潤志郎(東海大)は予選落ちした。

 ▼清水礼留飛の話 風が良かった。待たされたけど、冷静に飛べた。不自由なく飛べているのは自分にはいいこと。ジャンプ台への感覚はいい。

 ▼竹内択の話 助走で緩やかに踏み切りに近づく台で難しい感じ。風の影響を受けやすい。冷静に飛ぶことが大事。いつも通り飛べればいい。

 ▼葛西紀明の話 追い風だったけど、まあまあいいジャンプができた。自分にとっては飛びやすい台だけど、着地での衝撃をすごく受ける。

 ▼作山憲斗の話 これまでに飛んだことがない台で、つかみどころがない。練習で少しずつ慣れて、予選ではまとめられたのはよかった。

 ▼渡瀬雄太の話 助走のスピード感がないので、タイミングを合わせづらい。予選をクリアできたのはよかった。感じは悪くない。

 ▼小林潤志郎の話 風はもらったと思ったけど、ジャンプの内容も良くなかった。ノーマルヒルは苦手なので仕方ない。(共同)

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2012年12月8日のニュース