キム・ヨナ「演技には満足」1年8カ月ぶり復帰戦で今季世界最高

[ 2012年12月8日 23:44 ]

 フィギュアスケートのNRW杯は8日、ドイツのドルトムントで女子ショートプログラム(SP)を行い、約1年8カ月ぶりに実戦復帰した2010年バンクーバー冬季五輪金メダリストのキム・ヨナ(韓国)がほぼノーミスの演技を見せ、11月のNHK杯で浅田真央(中京大)が出した今季世界最高の67・95点を上回る72・27点をマークして首位に立った。

 22歳のキム・ヨナは冒頭にルッツとトーループの2連続3回転ジャンプを決め、3回転フリップ、2回転半も成功。「演技には満足している。朝起きて緊張したけど、普段からやっていることをやって本番を迎えることができた」と話した。クセニア・マカロワ(ロシア)が59・55点で2位。

 キム・ヨナは2位だった昨年4月の世界選手権後に競技を離れ、18年に母国で開催される平昌五輪の招致では広報大使を務めた。ことし7月に2シーズンぶりの復帰を表明し、14年ソチ五輪を最終目標に掲げている。(共同)

続きを表示

2012年12月8日のニュース