男子は横田、女子は蛭田が初優勝 東北中学校ゴルフ

[ 2012年11月15日 06:00 ]

中学男子で優勝した横田竜成と同女子で優勝した蛭田みな美

スポニチ主催平成24年度全国高校ゴルフ選手権秋季東北大会・東北中学校ゴルフ選手権秋季大会第1日

(11月14日 宮城県仙台市 仙台ヒルズゴルフ倶楽部=高校・中学男子6713ヤード、高校女子5797ヤード、中学女子5770ヤード、いずれもパー71)
 1日競技の中学は男女ともプレーオフに持ち込まれ、男子は横田竜成(宮城・宮床3年)、女子は蛭田みな美(福島・鮫川3年)がともに初優勝。男子4位タイ、女子3位タイまでの選手が来年3月の全国大会(滋賀・瀬田GC)に出場できる。2日間で争う高校男子は加藤輝(宮城・亘理2年)が70、女子は松田優希乃(宮城・東北1年)が74でトップに立った。

 <中学男子 パットでカバー>73で並んだ大沼とのプレーオフは4ホールに及び、パーをセーブした横田が制して「自分のスイングだけ注意してプレーしました。実感は湧きません」と笑顔を見せた。アイアンの曲がりに苦しみながらパット、アプローチでカバーし73でまとめた。小学6年でゴルフを始め1Wの飛距離は約270ヤード。冬は雪で練習場が閉鎖されることもあるが「瀬田は3年生最後の大会。オフの間はフォームをしっかり固めたい」と初の全国大会へ意欲をのぞかせた。

 <中学女子 体力強化が課題>優勝した蛭田は「優勝どころか、全国大会は無理かと思いました」とホッとした表情を見せた。後半はドライバーが左に曲がり、池に入れるなど15番から3連続ボギーで39と乱れたからだ。小学生時代から活躍し、中学の東北大会では夏、秋合わせて3度目の優勝。今夏の全国大会では11位と実績は十分。来春の全国大会に向けて「九州や関西の人と比べると、飛距離も含めて体力面での差がある。オフは基本練習です」と課題を挙げた。

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2012年11月15日のニュース