IOC副会長 20年五輪でテコンドーの除外を懸念

[ 2012年11月7日 21:41 ]

 国際オリンピック委員会(IOC)のセルミャン・ウン副会長(シンガポール)は7日、2020年夏季五輪の実施競技選定でアジアの各国からテコンドーが除外される候補になるのではと懸念する声が出ていることを明らかにした。

 同日、マカオで開かれたアジア・オリンピック評議会(OCA)の理事会にOCAアドバイザリー委員として出席したウン副会長は「アジア発祥の競技であり、関心が高いのは理解できる。情勢は話せないが、戦い続けるしかない」と述べた。

 20年五輪はロンドン五輪で実施された26競技から1競技を除外した「中核競技」が選ばれ、追加候補には五輪復帰を目指して合併したソフトボールと野球、空手や武術などが挙がっている。(共同)

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2012年11月7日のニュース