初の賞金王へ前進 直道3差6位の好位置に

[ 2012年11月3日 06:00 ]

69をマークした尾崎直道。初の賞金王の座が見えた

男子シニアツアー富士フイルム選手権第2日

(11月2日 千葉県木更津市 ザ・カントリークラブ・ジャパン=6953ヤード、パー72)
 賞金王争いが過熱してきた。初の賞金王を狙うランク1位の尾崎直道(56=フリー)は69で回り、通算5アンダーで6位。68をマークしたランク4位の室田淳(57=サメジマコーポレーション)は通算6アンダーで3位に浮上した。ランク3位の高見和宏(52=フリー)は30位。ランク2位のフランキー・ミノザ(52=フィリピン)は47位と順位を落とした。初日トップの井戸木鴻樹(51=小野東洋GC)が通算8アンダーで首位を守った。

 尾崎直が賞金王へ大きく前進した。首位に4打差の9位でスタートすると、正確なショットを武器に5バーディー、2ボギーとスコアを伸ばし6位に浮上。勝てば賞金王が確定するだけに「自分に有利に動いている。3アンダーは悪くない」と気を引き締めた。昨年まで米国を主戦場としてきたが、今年は国内に専念。「あすはどう転ぶか。今季シニアの最終日を楽しみたい」。帰ってきた“ジョー”が今季3勝目と初の賞金王の座を手に、今季を締めくくる。

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2012年11月3日のニュース