元琴光喜を恐喝…元力士の上告棄却、懲役4年6月確定へ

[ 2012年9月6日 06:00 ]

 最高裁第1小法廷(白木勇裁判長)は5日までに、大相撲の野球賭博事件で元大関琴光喜から口止め料名目で現金を脅し取ったなどとして、恐喝と恐喝未遂の罪に問われた元力士古市満朝被告(40)の上告を棄却する決定をした。懲役4年6月とした1、2審判決が確定する。4日付。

 1、2審判決によると、古市被告は10年1~3月、元琴光喜から野球賭博の口止め料として350万円を脅し取り、暴力団員2人と共謀して8000万円も要求したが未遂に終わった。賭博の胴元との仲介役だった元幕下からも300万円を脅し取った。

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