室伏出廷辞さず…IOC選手委員当選無効問題

[ 2012年9月6日 06:00 ]

 スポーツ仲裁裁判所(CAS)は4日、国際オリンピック委員会(IOC)の選手委員選挙で陸上男子ハンマー投げの室伏広治の当選を無効としたIOCの決定を不服とする室伏と日本オリンピック委員会(JOC)の提訴状を受理したと発表した。

 CASによると、規定違反で室伏の立候補者資格を無効としたIOC理事会の決定を取り消し、資格回復を求めている。聴聞などの手続きに約4カ月かかるとしている。室伏は5日、大阪府庁で「大阪感動大賞」の授賞式に参加。「スポーツマンとして、国際的な場所で、自分が正しいと主張していくことは大事」とCASへの出廷も辞さない考えを見せた。

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2012年9月6日のニュース