稀勢の里　２５番２３勝２敗も「まだまだ動かない」

　大関稀勢の里は２８日、千葉県松戸市の鳴戸部屋で高安、隆の山を相手に２５番連続で取って２３勝２敗だった。突き、押しで圧倒する場面が続いたが「まだまだ（体が）動かない」と調整段階にあることを強調した。

　注目の日馬富士の綱とりには「それ以上に、自分がどこまでいけるかが課題」と関心を示さない。名古屋場所は７日目に２敗目を喫して優勝争いから脱落しただけに、まずは自身の相撲に集中する構えだ。