アームストロング 永久追放 ツール7連覇など全タイトル剥奪 

[ 2012年8月25日 08:23 ]

05年、自転車ロードレースのツール・ド・フランスで7連覇を達成し、表彰台でガッツポーズするランス・アームストロング

 米国反ドーピング機関(USADA)は24日、ドーピング違反で告発した自転車ロードレースのランス・アームストロング(米国)に対し、ツール・ド・フランスの7連覇を含む1998年8月1日以降の全タイトルを剥奪し、自転車競技からの永久追放の処分を科したと発表した。

 USADAは6月にエリスロポエチン(EPO)など禁止薬物の使用や血液ドーピングに関してアームストロングを告発。アームストロングは潔白を主張してきたが、23日にUSADAに対する異議申し立てを放棄する意向を表明した。

 アームストロングは、かつてがんを克服し、99年にツール・ド・フランス初優勝。2005年まで7連覇の偉業を達成した。05年に引退宣言したが、その後復帰。昨年2月に再び引退を表明し、その後はトライアスロン選手として活動していた。(共同)

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2012年8月25日のニュース