遼、来週から日本ツアー専念「米で“やれた感”ある」

[ 2012年8月17日 06:00 ]

1番でティーショットを打つ石川

USPGAツアーウィンダム選手権第1日

(8月16日 米ノースカロライナ州グリーンズボロ セッジフィールドCC=7117ヤード、パー70)
 米男子ツアーのウィンダム選手権が16日、ノースカロライナ州のセッジフィールドCCで開幕した。5週間の海外遠征最終戦となる石川遼(20=パナソニック)は、この試合を今季米ツアー最終戦とする考えを示した。

 米ツアーは今大会がレギュラーシリーズ最終戦。9月は賞金ランク上位選手によるプレーオフが行われ、10月には下位選手のシード争いを中心としたフォールシリーズがある。既に来季の賞金シード獲得は確実な石川だが、経験を積むために同シリーズ出場も可能な立場にある。だが「今のところは出ないと思います」とシーズン後半は日本ツアーに専念する考えを示した。

 10月の韓国オープンには出場を検討中だが、米国まで遠征するつもりはない。「今季は自分が思っていたよりも米ツアーで“やれた感”はある。この2年ぐらいは着実によくなっている。焦る必要はないと思う」。3月のプエルトリコ・オープンの2位、6月のメモリアル・トーナメントの9位などを収穫として挙げつつ、来週のバナH杯KBCオーガスタ(23日開幕、福岡・芥屋GC)からしばらくは日本に腰を据えて戦う。

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2012年8月17日のニュース