プロップ長野 レスリング仕込みのタックルアピール

[ 2012年6月13日 06:00 ]

初キャップを目指すプロップ長野正和

 ラグビー日本代表は12日、東京・秩父宮ラグビー場でパシフィック・ネーションズ杯最終戦サモア代表戦(17日、秩父宮)に向けて練習を再開し、プロップ長野正和(25)が初キャップ獲得をアピールした。

 昨年度から所属のヤマハ発動機で96年アトランタ五輪のレスリング男子フリースタイル74キロ級銅メダリスト太田拓弥コーチ(42)に体幹トレーニングの指導を受けて急成長。この日の代表予備軍ジュニア・ジャパンとの初の合同練習では、1メートル82、110キロの体格を生かして接点で強さを見せた。これまで各カテゴリーでの代表歴がない長野は「フィットネスは誰にも負けない。遠い存在だったサクラのジャージーに袖を通したい」と意気込んだ。

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2012年6月13日のニュース