元幕内・琉鵬、引退 93年春の初土俵から通算444勝

[ 2012年6月13日 06:00 ]

引退を発表した元幕内・琉鵬

 日本相撲協会は12日、元幕内・琉鵬(34)=本名・浦崎桂助、沖縄県出身、陸奥部屋=が引退届を提出したと発表した。

 琉鵬は93年春場所で初土俵を踏み、02年九州場所で十両に昇進。06年秋場所で新入幕を果たした。幕内は1場所でその後幕下で低迷したが、野球賭博問題の影響で10年秋場所では幕下11枚目からの復帰を果たした。

 しかし、両膝や腰の治療のため、昨年5月の技量審査場所の途中から休場が続いた。今年の夏場所は、幕内経験者で昭和以降初めて序ノ口まで番付を落としていた。通算成績は444勝427敗55休。最高位は東前頭16枚目。

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2012年6月13日のニュース