木崎に安堵の涙 11月の横浜国際Vから4カ月待ち吉報 

[ 2012年3月12日 19:55 ]

ロンドン五輪の女子マラソン代表に決まり、記者会見で涙をぬぐう木崎良子
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ロンドン五輪マラソン代表発表

(3月12日)
 大阪府池田市内にあるダイハツ陸上部の寮の外で木崎が一人泣いていた。代表発表まで気持ちが落ち着かず、一人で寮の周辺を散歩していたという。それでも選考結果が気になり、携帯電話のワンセグ画面で吉報を知った。「ほっとした気持ちでいっぱい」。安堵の涙が頬を伝った。

 11月の横浜国際で優勝した喜びもつかの間。残る2レースが迫ると不安で眠れない夜もあった。「自分も選考されるので大阪が始まってからは緊張の日々が続いた。名古屋の時は(選ばれる)可能性が少なくなると思ってスタートの瞬間泣きそうになった」と、先に走り終え、約4カ月間選考の結果を待たなければならない苦しみを味わった。

 かつて箱根駅伝を走った父和夫さんからも電話で祝福されたという。「父が経験できなかったことをできることは誇りに思う。最後まで勝負できる力をつけてメダル争いをしたい」と誓った。

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2012年3月12日のニュース