フェンシング日本代表が練習公開 太田、肉体改造で金狙い 

[ 2012年1月6日 19:11 ]

フェンシング男子フルーレ日本代表の強化合宿で、剣さばきを確認する太田雄貴(右)

 ロンドン五輪を目指すフェンシングの男子フルーレ日本代表が6日、東京都内で練習を公開し、北京五輪で個人銀メダルの太田雄貴(森永製菓)は「肉体改造」の成果を強調した上で「北京はラッキーな銀。今回は実力を証明するために個人、団体で金メダルを狙う」と意気込みを語った。

 昨年10月の世界選手権で不本意な成績に終わった太田は、1カ月ほど剣を持たずに集中的に体力を強化。沖縄で砂浜を走り込み「体脂肪率8%まで落とした」と六つに割れた腹筋を披露した。

 宮城県出身の千田健太(ネクサス)は東日本大震災で親友を亡くした。「彼の思いも剣に乗せて金メダルを取りたい」と目標を掲げた。

続きを表示

2012年1月6日のニュース