稀勢の里 故郷凱旋「もう一つ上を目指して」

[ 2011年12月13日 06:00 ]

牛久市役所で市民と交流する稀勢の里

 大相撲の新大関・稀勢の里(25=鳴戸部屋)が12日、大関昇進後初めて故郷に凱旋した。自身の郷土後援会の拠点である牛久市役所、茨城県庁などを表敬訪問。

 地元ファン約500人が集まった牛久市役所では池辺勝幸市長とがっちりと握手し「大関は2桁勝つのが当たり前。優勝争いできるぐらい力をつけたい。ますます稽古に精進し、もう1つ上がありますので上を目指して頑張ります」と初優勝と横綱昇進を約束した。

 稀勢の里が大関に昇進してから50人以上会員が増えたという郷土後援会では、初場所(来年1月8日初日、両国国技館)に合わせて大関仕様の化粧まわしを贈る予定。初場所4日目には通常の倍となる130人の大応援団が国技館へ出向くことも決定するなど、故郷の期待は日に日に膨らんでいる。

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2011年12月13日のニュース