残り3秒からブロンコス延長逆転勝ち 6連勝飾る

[ 2011年12月13日 06:00 ]

 NFLは奇跡的な快進撃を続けるブロンコスがまたしても劇的な勝利を飾った。地元デンバーで行われたベアーズ戦でQBティム・ティーボウ(24)とキッカーのマット・プレイター(27)が土壇場で大活躍。延長の末にベ軍を下し、6連勝でAFC西地区の単独首位に立った。パッカーズはレイダースを下して無傷の13連勝。昨季からの通算では歴代2位の19連勝を飾った。

 ブロンコスは0―10で迎えた第4Qの残り2分8秒にティーボウが10ヤードのTDパスを通し、残り3秒にはプレイターが59ヤードのロングFGを成功。標高1600メートルで空気抵抗の少ないアドバンテージを生かしたプレイターは、延長6分26秒に51ヤードの“長距離砲”を再び決めて7万人の地元ファンを歓喜させた。先発昇格後8戦7勝となったティーボウは「信じられないことだって時には現実になる。そう信じることさ」と興奮気味。パス・レーティングがリーグ22位でありながら白星を連ねる不思議な力は、この日も健在だった。

 ≪下から3番目≫ティーボウのパス獲得は今季自己最多の236ヤードだがレーティングは下から3番目の68・3。ランは12回で49ヤード。

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2011年12月13日のニュース