真央GPファイナル欠場 母親の病状急変で帰国の途に

[ 2011年12月9日 06:00 ]

GPファイナル公式練習で調整する浅田真央だったが、家族の体調不良を理由に欠場が決まった

 国際スケート連盟は8日、9日(日本時間10日)にカナダのケベックで開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルで08年以来3年ぶり3度目の優勝を目指した浅田真央(21、中京大)が欠場すると発表した。

 ISUや日本スケート連盟によると、体調不良だった母親の病状が急変したと8日早朝に連絡が入り、浅田は同日朝に佐藤信夫コーチとともに帰国の途に就いた。

 浅田は11月下旬のロシア杯で優勝し、3シーズンぶりにGPファイナルに進出。7日、ケベックで行われた練習では鈴木明子(邦和スポーツランド)とともに、ジャンプを中心に確認。浅田はやや回転不足ながらトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)も着氷し、まずまずの内容だった。

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2011年12月9日のニュース