女子48キロ級 浅見Vで五輪へ大きく前進

[ 2011年12月9日 18:54 ]

女子48キロ級決勝で福見友子(左)を攻める優勝した浅見八瑠奈

 柔道のグランドスラム東京大会第1日は9日、東京体育館で男女計4階級を行い、日本勢が全階級を制した。女子48キロ級世界ランキング1位の浅見八瑠奈(コマツ)が決勝で同2位の福見友子(了徳寺学園職)に一本勝ちして優勝した。浅見は昨年とことしの世界選手権決勝でも福見に勝っており、来年のロンドン五輪代表へ大きく前進した。

 同52キロ級は17歳の宮川拓美(石川・小松大谷高)が初優勝。世界選手権優勝の中村美里(三井住友海上)は準々決勝でヤネト・ベルモイ(キューバ)に敗れた。

 日本勢が4強を占めた男子60キロ級は山本浩史(日体大)が川端龍(国士舘大)との決勝を制して2連覇。世界選手権2位の平岡拓晃(了徳寺学園職)は準決勝で川端に負けた。同66キロ級は高上智史(日体大)が決勝でムサ・モグシュコフ(ロシア)を倒して初優勝。世界選手権覇者の海老沼匡(明大)はモグシュコフに準決勝で敗れた。

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2011年12月9日のニュース