真央 母親の病状急変…GPファイナル欠場

[ 2011年12月9日 01:18 ]

 国際スケート連盟(ISU)は8日、カナダのケベックで記者会見を開き、9日に開幕するフィギュアスケートのグランプリ(GP)ファイナルに出場予定だった女子の浅田真央(中京大)が欠場すると発表した。ISUや日本スケート連盟によると、体調不良だった母親の病状が急変したと8日早朝に連絡が入り、浅田は同日朝に佐藤信夫コーチとともに帰国の途に就いた。

 日本連盟の小林芳子フィギュア強化副部長によると、浅田は気丈に振る舞い「本当に迷惑をかけます」と話していたという。病名や病状などの詳細は不明。

 21歳の浅田は11月下旬のロシア杯で優勝し、3シーズンぶりにGPファイナルに進出。前回出場の2008年大会以来、3度目の優勝が懸かっていた。(共同)

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2011年12月9日のニュース