４１歳小山内１差２位！遼に挑戦状「ガツンとやりたい」

１０番、ティーショットを放つ小山内。１１アンダーで単独２位浮上

キヤノン・オープン第２日

（10月7日 神奈川・戸塚ＣＣ西コース＝７１６８ヤード、パー７２）
　４１歳のベテラン、小山内が２０歳の石川に挑戦状を叩きつけた。３打差の３位から１打差の２位に浮上し、３日目は石川と同組に。「一緒に回りたかった。向こうに力を入れさせるようにガツンとやりたいね」とツアー屈指の飛ばし屋は１Ｗ勝負を楽しみにした。

　ここ数年、左肘痛に悩まされ、昨年のセガサミーの優勝を機に、オフに肘に負担のかからないスイング改造に取り組んだ。

　シーズン序盤はスイングがなじまず、７試合連続予選落ちと低迷したが「先週くらいからこれだというのが分かり始めた」。この日はショットがピンまで２、３メートルに次々に寄っていった。パットも好調で７バーディー（１ボギー）を奪った。不振中は「今に見てろよ、待ってろよ」と復活を誓っていた男に絶好のチャンスが巡ってきた。