連覇へ前進も反省…ナダル“笑顔なき”4強

[ 2011年10月8日 06:00 ]

シングルス準々決勝でサンティアゴ・ヒラルドを破り、4強入りしたラファエル・ナダル

楽天ジャパン・オープン第5日

(10月7日 東京・有明テニスの森公園)
 シングルス準々決勝で2連覇を狙う第1シードのラファエル・ナダル(スペイン)がサンティアゴ・ヒラルド(コロンビア)を7―6、6―3で下して4強入りした。第3シードのダビド・フェレール(スペイン)は第7シードのラデク・ステパネク(チェコ)を6―2、7―6で下し、準決勝に進んだ。第4シードのマーディ・フィッシュ(米国)はバーナード・トミック(オーストラリア)を退け、準決勝でナダルと対戦する。

 4強入りし、連覇に前進したナダルに笑みはなかった。第2セットの2―0で迎えた第3ゲームをキープできず、相手に挽回の機会を与えたのが原因。次のゲームをブレークして押し切ったものの「ヒラルドみたいな攻撃力のある相手に、ああいうミスをしてはいけない」と反省した。準決勝で戦うフィッシュについても「シーズン終盤に来て調子を上げている」と警戒した。

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2011年10月8日のニュース