初V逃すも…遼くん「うまくいきすぎ」米ツアー自己最高4位

[ 2011年8月8日 07:25 ]

優勝したアダム・スコットを祝福する石川遼

 米ツアーに組み込まれている男子ゴルフの世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待は7日、米オハイオ州アクロンのファイアストーンCC(パー70)で最終ラウンドを行い、首位と1打差の2位で出た19歳の石川遼は5バーディー、4ボギーの69で回り、通算12アンダー、268で4位に終わった。米ツアーで初優勝はならなかったが最高位で、賞金33万2500ドル(約2600万円)を獲得した。

 石川遼は2、3番でバーディーを奪って一時トップに並んだが、その後は伸ばせなかった。

 首位スタートのアダム・スコット(オーストラリア)が65をマークし、通算17アンダー、263で今季初優勝、通算8勝目を挙げた。優勝賞金は140万ドル(約1億900万円)。リッキー・ファウラー(米国)とルーク・ドナルド(英国)が4打差の2位だった。

 タイガー・ウッズ(米国)は通算1オーバーの37位、池田勇太は17オーバーの75位だった。

 ▼石川遼の話 4日間、うまくいきすぎた。優勝を争えたことは、今後のためになる。日本で優勝争いを経験してきたことが生きた。スコット選手はすきがなかった。勝てる選手のゴルフだった。

 ▼池田勇太の話 本当に(悪いのは)パットだけ。ほかは悪いところを見つけるのが難しいぐらい。次も大きな大会。もう一回きっちり練習したい。(共同)

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