古閑2位…1年4カ月ぶりの勝利ならずも手応え

[ 2011年8月8日 06:00 ]

17番、パーパットを決められず悔しがる古閑美保

女子ゴルフツアーmeijiカップ最終日

(8月7日 北海道北広島市の札幌国際カントリークラブ島松コース=6473ヤード、パー72)
 初日から首位の古閑美保(29=京セラミタ)は71と伸び悩み、通算12アンダーで2位に終わった。1年4カ月ぶりの勝利はならなかったが、今季最高成績に“復活”の手応えをつかんだ。日本ツアー2戦目の馮珊珊(22=中国)が67の通算14アンダーで回り、2打差を逆転してプロ初優勝を飾った。

 10年4月のヤマハレディース以来の13勝目を逃した古閑は、終盤のミスを悔やんだ。「優勝争いの中でやっちゃいけないこと。相手どうこうより、自分の力不足」。1番でボギーを叩き後退。その後はショット、パットがかみ合い、14番で5メートルのバーディーパットを沈めてガッツポーズ。この時点で馮珊珊、ジャン・ウンビに通算13アンダーで並んだ。ところが、16番で第3打のアプローチをミスして3オン2パットのボギー。続く17番も連続ボギーで失速した。

 それでも、左手首痛でここまで10戦中4試合で予選落ちと苦しんでいただけに表情は明るかった。「この位置でゴルフをできてうれしい。やっと戻ってこられた感じがある。またチャンスは来ると思うので、自分を信じてやりたい」と今季最高の2位に手応えをかみしめた。

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2011年8月8日のニュース