10月開催の山口国体「炬火」 復興願い仙台で採火

[ 2011年8月6日 19:17 ]

 山口国体のメーン会場に掲げる炬火が6日、仙台市青葉区で採火された。東日本大震災からの復興を願い、採火は伊達政宗をまつる霊廟、瑞鳳殿で行われた。

 この日、震災犠牲者を悼む黙とうと僧侶の読経の後、伊達家第18代当主の伊達泰宗氏(52)が本殿の灯明から火を取り、山口県国体・障害者スポーツ大会局の有冨均競技式典課長が持つ竹筒に点火した。

 有冨課長は「大会中は選手の健康を見守り、全国に元気を伝える火になるよう、大事に持ち帰りたい」と話した。

 炬火は、岩手と福島を含めた被災3県と、山口県内19市町で採火され、10月1日の総合開会式で炬火台に点火される。

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2011年8月6日のニュース