稀勢の里“炎の30番”「初日までに切れを…」

[ 2011年7月5日 06:00 ]

 関脇・稀勢の里は愛知県長久手町の鳴戸部屋宿舎で、若の里や新入幕の高安、チェコ出身の新十両・隆の山らと続けて30番取り、たっぷりと汗をかいた。

 先場所は初日の1週間前に調子のピークがきて、場所中に失速。14日目からの連勝で勝ち越したが、その反省を生かして徐々にペースを上げているという。25勝5敗と部屋の関取衆を圧倒した稀勢の里は「初日までに動きの切れを増して、体ももうひとしぼりしたい」と調整は順調だ。

 3日に25歳になり、部屋頭としての自覚も十分。若い衆を指導する姿にも貫禄が出てきた。

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2011年7月5日のニュース