今田、連日の69も「どたばたなゴルフ」で34位

[ 2011年7月5日 06:00 ]

 米男子ゴルフツアーのAT&Tナショナルは3日、米ペンシルベニア州ニュータウン・スクエアのアロニミンクGC(パー70)で最終ラウンドを行い、46位スタートの今田竜二は69で回り、通算イーブンパーの280で34位だった。首位で出たニック・ワトニー(米国)が66を出し、通算13アンダーで今季2勝目、通算4勝目を挙げ、賞金111万6000ドル(約9000万円)を獲得した。崔京周(韓国)が2打差の2位、首位でスタートした22歳のリッキー・ファウラー(米国)は74と崩れて通算5アンダーで13位だった。

 今田は連日の69をマークしたが、ショットの精度を欠いた。「どたばたなゴルフで何とかアンダーパーでまとめたという感じ」と複雑な表情だった。3週間ぶりの大会出場で試合勘のずれはあった。体を大きく使うスイングに戻している過程の中で「飛ばしてやろうという意識も多少ある」と力みもあった。大きく崩れることはなく、前の試合で3位になった好調は実感。パットも上向きで「いいゴルフができているイメージは残っている。目標はもう優勝しかない」と、08年以来の2勝目へ気持ちを新たにした。

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2011年7月5日のニュース