石原知事、事実上の五輪招致表明「絶対にやる」 

[ 2011年7月5日 18:25 ]

 東京都の石原慎太郎知事は5日、東京都内で開かれた東日本大震災の復興に関するシンポジウムで、2020年夏季五輪招致について「絶対にやる」と述べ、立候補を事実上表明した。

 都は招致に向けた準備を進めており、近く正式に立候補する見通し。

 シンポジウムには、首都圏の県知事も参加。神奈川県の黒岩祐治知事は「復興に向けた東京オリンピックは賛成したい」、埼玉県の上田清司知事は「日本は新しく生まれ変わった、再生したという証しを世界に見せて、堂々と世界の人を呼ぶ。この将来像が一番大事だ」と述べ、いずれも五輪招致に賛同した。

 石原知事は6月の都議会で「たいまつを消さずにともし続けることは大きな意義がある。招致に向けて日本が一つになることを期待します」と述べ、復興に向けた招致に意欲を見せていた。

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2011年7月5日のニュース