「最低限のラインはクリア」も 遼くん9打差62位発進

[ 2011年6月17日 10:02 ]

第1ラウンド、8番でティーショットを放つ石川遼

 男子ゴルフの今季メジャー第2戦、全米オープン選手権は16日、米メリーランド州ベセスダのコングレッショナルCC(7574ヤード、パー71)で第1ラウンドを行い、2年連続2度目の出場の石川遼は3バーディー、4ボギー、1ダブルボギーの74で、首位と9打差の62位だった。久保谷健一は73でしのぎ45位。藤田寛之は79の145位と崩れた。

 ボギーなしの65で回ったロリー・マキロイ(英国)がトップ。3打差の2位には、Y・E・ヤン(韓国)と、4月のマスターズ・トーナメントを制したシャール・シュワーツェル(南アフリカ)が付けた。

 初優勝を狙うフィル・ミケルソン(米国)は74と出遅れた。

 ▼石川遼の話 ショットが良かった。2日目も同じ状態ならスコアを伸ばせそうな感じがする。(池に入れた)10番は緊張した。悪くても3オーバーだと思っていた。最低限のラインはクリアできた。

 ▼久保谷健一の話 ショットが曲がったが、よく耐えた。出だしの10番でパーセーブできたのが大きかった。あすはとにかくフェアウエーに打って、どれだけ耐えられるかが勝負。

 ▼藤田寛之の話 1番のダブルボギーは取り返せると思ったが、6番からの4連続ボギーが痛かった。16番のダブルボギーが決定的で取り返しのつかない数字になってしまった。

 ▼ロリー・マキロイの話 前週にこのコースを訪れた時から僕のプレーに合っていると感じていた。グリーンを外したのは14番だけ、ほとんどミスはなかった。いいスタートが切れたが、戦いはまだこれから。(共同)

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