福原&石川、ロンドン五輪へ“ライバルつぶし”

[ 2011年5月18日 06:00 ]

世界選手権混合ダブルスで獲得した銅メダルを手に笑顔の福原(左)と石川

 卓球のロンドン五輪女子シングルス出場権を獲得した世界ランキング8位の石川佳純(18=IMG)と同9位の福原愛(22=ANA)が17日、世界選手権の行われたオランダから成田に帰国した。

 五輪までの残り1年2カ月で重要なのはシード争い。各国2人しか出場できない五輪で中国勢との対戦を避けるには中国以外の選手より上位のランキングを維持する必要がある。今後は韓国、シンガポール、香港などライバル国が出場する大会を選んで出場してポイント稼ぎを阻止する方針。

 福原は「他国のエントリーを見て出場する試合も決まる。(五輪出場決定で)思っていたほど、ホッとはしていない。次に何をすべきかに向いている」と前を見据えた。今月末から中国超級リーグに参戦する。また今秋の地元山口での国体に出場することを決めた石川は「また数字との戦い。しっかり実力をつけたい」と気を引き締めた。

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2011年5月18日のニュース