「痛みと闘った」大南、最終選考レースで91位

[ 2011年4月19日 10:34 ]

 18日のボストン・マラソンで、女子の大南博美(ユティック)は左太もも痛で序盤から遅れ、2時間58分31秒で91位。今夏の世界選手権(大邱=韓国)代表の最終選考レースで残念な結果に終わり、「痛みと闘っていた。(体が)左右にぶれている感じだった」と振り返った。

 2月に青梅マラソン(30キロ)で優勝。出場予定だった3月の名古屋国際女子マラソンの1週間前に左太ももを痛めた。名古屋は東日本大震災の影響で中止となったが「名古屋にも出るかどうか迷っていた。なかなか治らず、練習もできない状態だった」と明かした。

 35歳のベテランは万全ではない体調から「今回が選考レースとは全然考えてなかった」と淡々。今後はけがの完治を優先する方針で「ここまで無理しているので脚を休めて夏ぐらいからレースに出たい」と再起を期した。(共同)

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2011年4月19日のニュース