「レベル7」が決定的 5月の世界選手権横浜大会延期

[ 2011年4月19日 12:43 ]

 日本トライアスロン連合は19日、東日本大震災による福島第1原発事故の影響を考慮し、5月14、15日に予定されていた世界選手権シリーズ横浜大会を延期すると発表した。9月の実施で調整している。

 国際トライアスロン連合(ITU)のカサド会長は、予定通り実施する方針だった。しかし原発事故の深刻度を示す国際評価尺度の暫定評価が最悪の「レベル7」に引き上げられた。海外で懸念する声があり、延期に追い込まれた。

 北京五輪男子優勝のヤン・フロデノ(ドイツ)や女子覇者のエマ・スノーシル(オーストラリア)はこの決定以前に不参加を表明していた。

 ワールドカップ(W杯)石垣島大会は17日に予定通りに開催された。

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2011年4月19日のニュース