松山 被災地代表として“感謝”のスピーチ

[ 2011年4月6日 06:00 ]

会見で笑顔を見せる松山

マスターズ

(4月7日 米ジョージア州オーガスタ・ナショナルGC)
 松山は会見の冒頭、緊張した面持ちで用意したスピーチ原稿を読み始めた。英語を交えながら、仙台の大学に通う学生として震災への思いと世界中からの援助に対する感謝を述べた。

 昨年10月のアジア・アマ選手権を制し、日本人アマで初めてマスターズの出場権を獲得。震災時は海外合宿中だったが「自分の住んでる仙台がこういう地震に遭って心が痛んだ。本当に想像のつかないことが起きてしまった」と心境を語った。

 マスターズを終えて帰国した後は東北でボランティア活動に従事する考えで「4月いっぱいは休校なので日本に帰ったらボランティア活動をしたい」とも語った。東北福祉大の授業再開は5月の連休明けになる見込みで、阿部靖彦監督も「部員には大学にいただいた物資を避難所に届けたり、がれきの撤去をさせる」と計画を明かした。

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2011年4月6日のニュース