元琴光喜は復帰を希望 「反省している」と親方

[ 2011年3月3日 21:44 ]

 警視庁が3日、賭博容疑で現役力士ら27人を書類送検し、捜査が終結する大相撲の野球賭博事件。立件された豊ノ島の師匠・時津風親方(元幕内時津海)は「みんな反省している。それだけだ」と言葉少なだった。

 自らも関与を認めていた時津風親方は公訴時効が成立していたため、立件が見送られた。自宅マンション前で取材記者を見つけると、「何もないって」「もう(取材は)いいでしょう」とうんざりした表情。

 同じく書類送検された元琴光喜。関係者によると、角界に復帰する意向を持っており、定職には就いていない。断髪式の予定もなく、髪の毛は伸びたままだという。

 2月28日には恐喝事件の公判に証人として出廷。「早く(事件を)忘れたい」と述べた。聞き取れないほどの小さな声。裁判長から「もっと大きな声で」と注意を受けた。

続きを表示

2011年3月3日のニュース