春場所のチケット発売延期 中止の可能性示唆

[ 2011年2月4日 17:59 ]

 大相撲の八百長疑惑で、日本相撲協会の放駒理事長(元大関魁傑)は4日、東京・両国国技館で記者会見し、3月13日に初日を迎える春場所(大阪府立体育会館)について「気持ちとしてはやりたい。でもファンに理解してもらえない状態でいいのかどうかを考えないといけない」と話し、中止する可能性もあるとの見解を示した。

 開催の是非について、6日の臨時理事会で協議する。

 相撲協会は、6日に予定されていた春場所のチケット販売開始を延期した。放駒理事長は、八百長を認めた十両千代白鵬関ら、名前の挙がった14人に対する特別調査委員会の面接調査が遅れていることを販売延期の理由に挙げた。6日の理事会に十分な調査結果が報告されなければ、その場で処分を決めない可能性を示唆した。

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2011年2月4日のニュース