警視庁が資料提供→文科省が協会に調査厳命

[ 2011年2月4日 06:00 ]

大相撲八百長メール問題

 相撲界の野球賭博問題に絡んで、警視庁は昨年7月の家宅捜索で携帯電話を押収。消去されていたメール内容を復元したところ、昨年3~6月に送受信された2台の携帯電話のメールに、八百長をうかがわせるやりとりがあることが判明した。

 警視庁から資料提供を受けた文科省は2日、相撲協会に調査を厳命。協会は緊急理事会で特別調査委員会を立ち上げた。メールに登場する力士・親方は13人に上り、緊急理事会に出席できた12人から事情を聴取。報道陣の質問に答えた5人はいずれも疑惑を否定した。

 メールの内容は「今日はコケだよ。昨日お願いされたからとりあえずコケます」や「立ち合いは強く当たって流れでお願いします」「了解しました!では流れで少しは踏ん張るよ」など、生々しいやりとりだった。

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2011年2月4日のニュース