吉田、距離2冠も「戒めないといけない」

[ 2011年2月4日 06:00 ]

冬季アジア大会第5日

(2月3日 カザフスタン・アルマトイほか)
 スキー距離男子10キロクラシカルは吉田圭伸(自衛隊)が29分39秒2で制し、前日の15キロフリーとの2冠を達成した。女子5キロクラシカルは石田正子が16分10秒3で勝ち、同じJR北海道の夏見円が2位で続いた。フリースタイルのデュアルモーグルは男子の上野修(リステル)が決勝でカザフスタン選手に敗れて銀メダル。女子は3位決定戦で伊藤みき(北野建設)が里谷多英(フジテレビ)を下した。

 スキー距離10キロクラシカルを制し、2日連続の金メダルとなった吉田だが「きょうは勝っても戒めないといけない」と冷静だった。地元カザフスタン勢は今季W杯で優勝したポルトラニンら実力者がそろうが、ワックスが合わないのか精彩を欠いている。「相手がベストの走りの中で競り合いたい。できれば3冠を狙いたい」と頼もしかった。

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2011年2月4日のニュース