遼くん敗戦…アジア逆転負け 欧州4度目V

[ 2011年1月9日 19:20 ]

最終日 終了後にキャプテンの尾崎直道(手前右)らと握手する石川遼(同左)

 男子ゴルフのアジアと欧州の団体対抗戦、ロイヤル・トロフィー最終日は9日、タイ・ホアヒンのブラックマウンテンGC(パー72)でシングルス8試合を行い、欧州が6勝2分けで3日間の通算を8勝2分け6敗として9―7で逆転し2大会連続4度目の優勝を果たした。前日まで薗田峻輔と組んで2連勝した石川遼は、リス・デービス(英国)に4アンド2で敗れた。

 池田勇太はフレドリク・アンデション(スウェーデン)に2アンド1で屈し、薗田はマテオ・マナセロ(イタリア)に1ダウンで敗れた。

 大会は勝ちが1点、引き分けが0・5点。

 ▽石川遼の話 収穫の多い大会だったが、すごく悔しい。ドライバー(ショット)が曲がりすぎた。もっと安定したスイングを求めたい。飛距離は納得する部分が多く、パット、アプローチも良くなった。

 ▽薗田峻輔の話 マナセロがうまいのは分かっていた。前半につまずいて、それが最後に響いた。

 ▽尾崎直道主将の話 簡単に優勝できると思ったわけではないが、勝負の厳しさを味わった。欧州の攻撃力が見えた。キャプテンとして責任を感じる。来季も務めるかは分からない。(共同)

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2011年1月9日のニュース