遼くんスタート 平日朝から大ギャラリー

[ 2010年10月14日 12:55 ]

第1日、ギャラリーが見守る中、1番でティーショットを放つ石川遼

 ゴルフの日本一を決める日本オープン選手権が14日、名古屋市の愛知CC(7084ヤード、パー71)で開幕し、優勝すれば75度の大会の歴史で最年少王者となる19歳の石川遼がスタートした。

 微風の薄曇りで気温はおよそ20度と絶好のコンディション。国内ツアー賞金ランキングで首位に立つ石川は白のウエアに身を包み、121選手がエントリーした争いに臨んだ。1番のティーグラウンド周辺は若いスターの姿を見ようとするファンで埋まった。
 石川はボギー発進となったものの、2番ですぐにバーディーを取り返して、4番まで終えてイーブンパーとした。午前組のホールアウトした選手では藤田寛之が12番パー5でチップインイーグルを奪うなど5アンダーの66で首位に立ち、池田勇太は1オーバーで初日を終えた。
 昨年は4日間で4万人以上を集めたこの大会。名古屋市街から近いことしの会場も、平日の朝からにぎわった。石川にはスタート前の練習場から視線が集中。1番のティーショットを放つと、どよめくような歓声が起こった。

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2010年10月14日のニュース