ガトリン 復帰レースで優勝「いい気分」

[ 2010年8月5日 06:00 ]

 ドーピング違反による4年間の資格停止が7月末に解けたアテネ五輪陸上男子100メートルの覇者、ジャスティン・ガトリン(米国)が3日、エストニアでの国際大会で復帰レースに臨み、この種目を10秒24で制した。

 ガトリンはアテネ五輪に続き、翌年の05年世界選手権では100メートル、200メートルを制した。しかし、06年に筋肉増強剤に陽性反応を示して資格停止となり、同年5月に出した9秒77の自己最高記録も抹消された。ガトリンは「いい気分だ。生きている実感がある」と復帰を素直に喜んだ。今後はロンドン五輪を見据えて積極的に大会へ参加する意向だ。

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2010年8月5日のニュース