復帰も体重10キロ減 武蔵川理事長の体調気遣う声

[ 2010年8月5日 17:15 ]

 復帰の記者会見で胃がんの手術を受けていたことを公表した武蔵川理事長に対し、体調を気遣う声が相次いだ。

 陸奥広報部長(元大関霧島)によれば、武蔵川理事長は体重が10キロも落ちた上に、首の痛みも発症。同部長は「辞めるのは簡単だけど、続けるのは大変。体調が心配だ」と険しい表情で話した。
 武蔵川部屋では4日朝のけいこ後、部屋付きの藤島親方(元大関武双山)が力士全員を集めて理事長の病状を説明。幕内武州山は「復帰という話はなかった。安心というより体の方が心配。まだちょっとやせているし…」と気遣う。6日からの夏巡業に出発した横綱白鵬は「体を悪くしたり、精神的につらかった方もいる。でもみんなが今日集まった。一からのスタートということでいいでしょう」と気丈に振る舞っていた。

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2010年8月5日のニュース