相性いい大会で今季初V?ウッズ「すべてが普通に戻ってきた」

[ 2010年8月5日 16:17 ]

 7度も栄冠に輝いたコースにタイガー・ウッズ(米国)が戻ってきた。男子ゴルフの世界選手権シリーズ、ブリヂストン招待が5日、米オハイオ州のファイアストーンCCで開幕する。今季未勝利の世界ランキング1位は4日の記者会見で「シンプルで好きなコース。寒いよりも暑い方が好きだし…」と得意な夏の大会に意気込んだ。

 昨年の不倫騒動から4月に戦列復帰。そこから7大会で優勝に届かないが、強気を貫く。最近はパットの練習時間を増やしたそうだ。「ショットはいいのに、パットがずっと悪い。ここ数年は子供との時間が優先で練習が減っていた。基本に立ち返った」と話した。
 私生活の騒動も収束傾向にある。ようやく練習にも身が入るのか「誰が友人で、自分のことを分かってくれるかを考えるのはきつかったが、すべてが普通に戻ってきた。これはいい兆候だ」と白い歯を見せた。
 世界ランキングの上位がそろう世界選手権シリーズの今大会。レベルは高いが、かつての強さなら相手は関係ない。同シリーズで16勝し、勝率は5割を超える。「(パットなど)いろんな要素がかみ合えば普通に2、3勝できると思う」。当たり前のように優勝を重ねていた“普通のウッズ”として、得意の大会で復活するか。(共同)

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2010年8月5日のニュース