武蔵川理事長5分で切り上げた 厳しい表情も核心ははぐらかす

[ 2010年8月5日 13:48 ]

日本相撲協会の臨時理事会後、記者会見する武蔵川理事長

 「今日、理事長に復帰しました」。野球賭博問題で謹慎となり、約1カ月ぶりに公の場に姿を見せた日本相撲協会の武蔵川理事長(元横綱三重ノ海)は5日、東京・両国国技館で記者会見し、協会の「再生」や「改革」を繰り返したが、自らの進退には一切触れなかった。

 5分余りで切り上げた会見では終始厳しい表情。報道陣から「辞任」について問われると「難局を乗り越えるために改革に向けて(協会を)まとめあげていきたい」とはぐらかし、会見を終えた。

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2010年8月5日のニュース