桃子 課題は「あとちょとの忍耐力と確率」

[ 2010年8月3日 06:00 ]

優勝したヤニ・ツェン(右)を祝福する上田桃子

 【全英リコー女子オープン】上田は優勝を決めたヤニ・ツェンの元に駆け寄り、抱擁を交わした。米ツアーの同期生で、いつも食事に出かける間柄。自らの最終日の戦いぶりは決して満足できるものではなかったが「モモコはツアーでのベストフレンド」と言ってくれる親友を笑顔で祝福した。

 5位からスタートし、2番パー4でダブルボギー。その後もショットが乱れて後退したが、16、17番と連続ボギーで迎えた18番パー5で3メートルのイーグルパットを決めた。
 メジャーでは2年前の7位に次ぐ成績で今季2度目のトップ10入り。「ヤニはメジャーを3回も勝ってるから負けられない」と対抗心を燃やしつつ、「この4日間でメジャーでパーを取る大切さ、素晴らしさを学ばせてもらった。あとちょっとの忍耐力と攻める時の確率の良さを磨きたい」と今後のテーマを掲げた。

続きを表示

2010年8月3日のニュース