皆川ら日本勢2回目に進めず/W杯男子回転

[ 2009年11月15日 20:14 ]

W杯男子回転第1戦の1回目で39位となり、2回目進出を逃した皆川賢太郎

 アルペンスキーのワールドカップ(W杯)男子回転第1戦は15日、フィンランドのレビで行われ、トリノ冬季五輪銀メダリストのラインフリート・ヘルブスト(オーストリア)が合計タイム1分49秒79で今季初勝利、通算6勝目を挙げた。

 日本勢はトリノ五輪4位の皆川賢太郎(竹村総合設備)ら3選手とも上位30選手による2回目に進めず、来年2月のバンクーバー五輪に向けて厳しいスタートとなった。1回目に皆川は39位、トリノ五輪7位の湯浅直樹(スポーツアルペンク)は46位、佐々木明(エムシ)は49位だった。
 イビツァ・コステリッツ(クロアチア)が2位で、昨季種目別覇者のジャンバプティスト・グランジェ(フランス)が3位だった。

 ▼皆川賢太郎の話 2回目に残れない滑りじゃない。もっと攻められるのに守ってしまった。気持ち負け。
 ▼佐々木明の話 今後のために今回はかなり重要だった。どうしても2回目に残りたかったけど…。やり直さないと。
 ▼湯浅直樹の話 急斜面もひどかった。練習では悪くないだけにかなりつらい。なんでこうなるのか、ショック。(共同)

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2009年11月15日のニュース