新型インフルエンザ 新たに6力士

[ 2009年8月20日 06:00 ]

 新型インフルエンザの感染が拡大している角界で19日、北の湖部屋の幕下以下の力士5人と木瀬部屋の力士1人の感染が判明した。日本相撲協会が確認した感染者は計12人となった。北の湖部屋では体調不良を訴えた力士10人が両国国技館内の相撲診療所で受診。集団感染とも言える状況に吉田博之所長は「陰性だった5人のうち2人は20日に再検査する。感染者は個室などに隔離するように指示した」と話した。

 秋場所(9月13日初日、両国国技館)への影響も心配される中、生活指導部長の伊勢ノ海理事(元関脇・藤ノ川)は「週明けにも武蔵川理事長(元横綱・三重ノ海)と対応策を話し合う予定」と説明。ただし、新型インフルエンザの感染で休場した場合も「公傷ではなく普通の休場扱いだろう」との見解を示した。

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2009年8月20日のニュース