渋井が疲労性骨折…世界陸上女子マラソン欠場

[ 2009年8月20日 23:50 ]

渋井陽子

 日本陸連は20日、世界選手権女子マラソン代表の渋井陽子(30)=三井住友海上=が右足甲の疲労性骨折のため、最終日の23日にベルリンで行われるレースを欠場すると発表した。16日にベルリン入りした後に痛みがひどくなり、19日に医師の診断を受けて欠場を決めたという。

 渋井は4月に痛めた左太もも裏は快方に向かっていたが、左脚をかばった影響で右足甲に負担がかかった。日本陸連の沢木啓祐専務理事は「金属疲労でじわりじわりと来ていたのではないか」と説明した。
 今大会は補欠の森本友(天満屋)も調整不足を理由にチーム同行を辞退したため、日本は赤羽有紀子(ホクレン)尾崎好美(第一生命)藤永佳子(資生堂)加納由理(セカンドウィンドAC)の4人で臨むことになる。
 女子マラソンは北京五輪でも野口みずき(シスメックス)が故障のため直前に欠場した。(共同)

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2009年8月20日のニュース