桃子“WBCマウンド”で大リーグ始球式

[ 2009年4月3日 06:00 ]

プロアマ戦に出場、笑顔を見せる上田桃子

 上田桃子(22=ソニー)が7日の大リーグ開幕第2戦、パドレス―ドジャース戦(ペトコ・パーク)で始球式を行うことが分かった。日本人ゴルファーとして初めて米本土で始球式を行う上田は「昨年初めてメジャーリーグを生で見て野球観戦が大好きになりました!しかもWBCで侍ジャパンがプレーしたマウンドで投げられるなんて夢にも思っていませんでした!私も日本人代表として堂々とピッチングしたい」と声を弾ませた。

 “メジャー初登板”は所属するソニーがペトコ・パークのスポンサーだった縁で実現した。ゴルファーとしては昨年3月のレッドソックス―アスレチックス戦で石川遼が始球式を行ったことがあるが、こちらは日本開催。大相撲では米巡業の際に93年の小錦、昨年の白鵬が米本土で投げているが、注目度の高い開幕カードでの上田の登板はゴルフの実力が認められた証拠だ。
 上田は2日開幕のメジャー大会、クラフトナビスコ選手権に出場。勝者は18番グリーン脇の池に飛び込むのが慣例とあって「優勝争いに絡める位置にいたい。ダイブを見せたい」と意欲を見せた。ゴルフのメジャーを制してメジャーリーガーに挑む。

続きを表示

2009年4月3日のニュース